この記事では みずほフィナンシャルグループの株価【8411】はなぜ安い!今後はどうなるの?について考えます。
こんにちは、みんな島(@minnajimaai)です。
しかしビックリしましたね。あの みずほ が
純利益90%下方修正
なんですから。正直、赤字まであと一歩。ある意味 崖っぷち と言っていいでしょう。規模の大小に関わらず、企業として一大事です。
そんな崖っぷちで踏ん張る企業、それが本記事でご紹介する

みずほフィナンシャルグループ です。

みずほの株価【8411】はなぜ安い?
何故こんなことになったのか?
今後どうなるのか?
紐解き、予想していきましょう。
みずほの現状把握
2019年3月期決算
- 7000億近い 損失 を計上→純利益5700億→800億に修正
ちなみに
- 三菱UFJ 9500億
- 三井住友 7000億
となっていて、差は圧倒的 ですね。

第3四半期(2018/10~12月)で純利益進捗率が70%ほどしかなく、90%を超えていた三菱UFJと三井住友とはその時点で 明暗が分かれ ていました。
みずほ銀行の株価は上がらない?
低金利政策や、海外相場の影響(米中貿易摩擦や米国の金利上昇による株式市場の下落etc.)など避け得ない状況は確かにありました。
しかし、そういった外の要因なら他のメガバンクでも同じです。

つまり、真の原因は” 中 “にあるのではないでしょうか?
内的要因
巨額損失の中で最も目を引くのが システム開発費 。
金額は 4000億以上
本来この費用は、減価償却で数年かけて計上していく予定だった様です。
次に目を引くのが市場への認識不足( 2000億近い損失 )。
国内はもとより、海外の債券市場は政治情勢などの複雑な要素が絡み合います。

つまり”組織として”高レベルな判断が要求されます。
みずほはメガバンクへの組織改編で、担当する部門への注力が不足していたのです。優秀な人材がいても、環境が整っていなければ力は発揮できません。
上記二つほどではありませんが、支店の統廃合による減損も影響しています。
みずほの株価は今後どうなる?【予想】
株の売買について2019年は「 待ち 」の一言
今までの情報を見る限り、みずほを取り巻く内外の環境は非常に厳しくなっていると言えます。

一連の処理は、2018年4月に就任した坂井辰史新社長によるものです。これらには” 膿を出しきる “といった覚悟が見えますが、” 覚悟 “だけでは判断できません。
2019年度には次期中期計画が発表されるので、それを待って決めた方がいいでしょう。ただ、次期中期計画の発表を待っているだけでは駄目です。
社長のインタビューや、みずほの新たな動きにも注視して情報を集めなければなりません。次期中期計画の発表は最後のまとめ、くらいの感じで情報を集めるべきです。

発表されてから動いていては遅いですよ。
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