こんにちは、仮想通貨は暴落して欲しくない、みんな島です。
仮想通貨を購入しているあなたへ!「仮想通貨を貸して増やす」10月期も受付開始!
ってメールが届きませんか?私には来ます。おそらくずっと届いていたと思うのですが、興味がなく開いてなかったんです。
「仮想通貨を貸して増やす」とは、取引所とお客様が仮想通貨貸借取引契約を締結し、最大5%の料率を乗じた仮想通貨を、利用料として1年後に受け取ることができるサービス。
ですが、メリットがよくわかりません。逆に、貸すと1年間は身動きがとれないので、売る人が減るだろうというのが、取引所の狙いだと思うんですが、違うのかな?
そこで本日は、保有する仮想通貨を1年もの間、誰かに貸して利益を生み出すという仕組みと自身の保有株を担保にお金を借りることについて記事にしたいと思います。
尚、仮想通貨であってもなくても、売買する時間帯やタイミングは非常に大切になってくるので、先に読んでおいて下さい。
仮想通貨「レンディング」とは?
仮想通貨を貸し出しできるサービスのことを「レンディング」といいます。仮想通貨を貸し出し、その見返りに金利収入が得られるというのがメリットです。
では、自身が保有している仮想通貨を誰に貸し出し、金利収入を得るのか?それは取引所を運営している会社に貸し出し、金利収入を得るのです。
株式でいう私が使っているSBI証券の貸株というサービスと同じですね。
仮想通貨を貸すメリット
では、メリットは何なのか?それは1%〜5%の金利がもらえるだけです。
マイナス金利政策の今、銀行の預け入れ金利は超低金利。それに比べお得な金利であることは間違いありません。
しかし、他のメリットを探してもなぜか出てこないんです ^ ^。
仮想通貨を貸すデメリット
逆にデメリットは何なのか?調べるとメリットと違いリスクは3つありました。
3つのデメリット!①取引所が倒産したら通貨は戻らない
②仮想通貨が暴落するかもしれない
③途中売却すると5%の手数料がかかる
ん〜、デメリットしか感じない。
仮想通貨取引所の狙い!
仮想通貨を貸して利益を得ませんか?というキャンペーンは、
仮想通貨を売らせないための仕組みだろ!
と感じました。つまり、取引所の狙いは少しでも仮想通貨を自社に留めておきたい。ガチホ組を取り込み増やしたいんですね。
では、保有する仮想通貨を貸して利益を生むという仕組みを考えてきましたが、ここからは、株を担保にお金を借りるに視点を移していきましょう。
株を担保にお金を借りる
自身の保有株を担保に資金を調達できるって知ってます?私は数年前まで「証券担保ローン」を知りませんでした。
今持っている株を売りたくないけど、資金が必要!そんな方には「証券担保ローン」です!
借りるぐらいなら株を売ったらいいのに!と思っていたのですが、どうやらそうでもないケースがあるらしいのです。
特に株価が下がり始める2019年に重宝する仕組みになってきます。では、早速その理由を考えていきましょう。
長期保有の人に有利
優良企業の株や高配当の銘柄を長期保有したい人が、どうしても一時的に資金が必要な場合に、株を担保にお金を借りることができます。
どうせ利息がとられるなら、やっぱり売ればいいじゃん!って思うかもしれませんが、手放せない理由があるんです。
例えば、リーマンショックの暴落時に購入した株を今も保有しているケースです。
おそらく優良企業の株なら4倍にも5倍にもなっていますよね。だから、売ってしまうと多くの税金が取られます。
以前は減税で10%だったのに、今は20%しっかりとられます。税金は一度払ったら返ってきません。損失なら3年は通算できますが、利益は違います。
2019年の株価は私が予想する通り大暴落するはずですが、さすがに日経平均が8000円を割ることはもうないと考えます。
だから、超割安で購入した株は現物保有のまま、そして、リスクヘッジとして保有株と同銘柄の売りを入れておきたいのです。
もし暴落予想が当たり、売りからも利益が出たら税金は取られますが、日経平均が8000円当時の株を売る際の税金とは、比べものになりません。
もっと言うなら、売りから利益が出そうなら、マイナスを作ればいいだけですから。
唯一のリスクは信用取引
しかし、売りを入れるには魔法の取引、信用取引をしないといけません。あなたの人生を良いも悪いも変えてしまうほどの魅力がある危険な取引です。
そんな信用取引を経験した人なら、わざわざ株を担保に現金を調達せずとも、直接売りから入ればと思いますよね?
しかし、別記事でも詳しく書いている通り、信用取引の鉄則は別口座を作ることです。尚、別口座を作る理由は必ず目を通しておいて下さいね ^ ^。
株を担保に借りた資金でリスクヘッジの売りを入れておけば、暴落時も心が安定し次の上昇時の資金作りができます。
下がると思えば保有株を売るのも1つ考えですが、保有株を担保に資金を調達し暴落に備えるのも1つの考えです。
なぜなら、一度手放した株を躊躇なく再度購入するってなかなかできないからです。
まとめ
仮想通貨取引所からメールをもらい、初めて知った「仮想通貨を貸して儲けてみませんかキャンペーン」
仕組みを調べれば調べるほどメリットよりデメリットが多く、取引所のためのキャンペーンだと私は感じます。
メリットは1%〜5%の金利収入。デメリットは解約・暴落・倒産のリスク。
3つのデメリットを1年もの間耐えた見返りが1%〜5%の金利収入です。
一方、自身の保有株を担保にお金を借りる制度は、暴落へと向かう2019年の株式相場には有効なサービスかもしれません。
メリットは株価下落リスクの回避、節税対策、精神の安定。デメリットは、株価上昇時のリスク。
証券会社や取引所は株価や通貨がが上がろうが下がろうが関係ありません。あくまでも手数料収入が全てですからね。
見極めポイント!株価が下落=保有株を売る
5%の金利収入=リスクは少ない
とも考えず、ハイリスクだからハイリターンという先入感も捨てましょうね。