この記事では、(株)楽天【4755】の株価がどうなるかを予想をしています。
こんにちは、みんな島(@minnajimaai)です。いきなり質問から入りますが、あなたはネットで何かを購入しようとする時は、楽天派ですか?それともAmazon派ですか?

私は最近、買うのも売るのもAmazon派になってます。
そんなAmazonの存在に押され気味な楽天ですが、クレジットカードやポイントの分野では断トツトップの位置に君臨していると私は考えます。
そこで本日は、楽天の株価が2019年以降どうなるかを様々な角度から分析します。
楽天【4755】の株価は今後どうなる?

インターネットに接続する人で、【 楽天市場 】この名を知らない者はいないんじゃないでしょうか。
会員数はAmazon(日本)と拮抗しており、インターネットショッピングモールとしては最大級です。
売り上げも順調に伸び、90年以降創業した企業では初めて1兆円に到達。(※大企業から生まれた企業を含めると他にもあるが、0ベースから創業した企業としては初)
ECモールの会員数はアマゾンに匹敵し、それ以下を引き離しています。また銀行やカードなど、金融投資部門(フィンテック)も増収しており、まさに順風満帆といったところではないでしょうか?

しかし、株価が…あれれ?なんですよ。
楽天の株価チャート
2018/1/4と2019/1/4の株価を比較すると、30%ほど下落しているんです。
楽天の 企業としての成長は十分すぎる ほどですが、株式市場としてはネガティブ要素もあり、見過ごすことはできない…という訳でしょうか。
私が調べた範囲での ネガティブ要素 は以下の4つ。
では、それぞれについて説明していきます。
ライバル&物流
楽天のライバルとは、言わずと知れた Amazon です。
楽天とアマゾン…国内でのネームバリューは互角の印象がありますが、Amazonは何といっても世界規模の企業です。
楽天にとって 大いなる脅威 なのは間違いありません。それは物流、そして物流拠点の差として如実に現れています。

詳細は割愛しますが、物流拠点の差は歴然としており(アマゾン>楽天)、それを埋めるには400億円の出資(専門家談)、そしてノウハウ蓄積の時間が必要と言われています。
物流でアマゾンに追い付くのは簡単ではない のです。
携帯電話事業&多角化
楽天は携帯電話事業にも参入予定です。大手の回線を借りるのでなく、自前でネットワークを整備する、” 第四の携帯電話会社 “を目指しています。
投資金額は7年で6000億円。今年(2019年)後半にも参入予定ですが、この事業に対してはネガティブな評価が強いのをご存知でしょうか?

投資金額が少なすぎるというのが定説です。
会社は新しいことをしなくても、今ある仕事を維持運営するためにも資金が必要になります。
それでも0から始めるよりは少なくて済むはずです。にも関わらず、楽天はドコモの維持運営と比較して1/7(7分の1)しか投資しません。
そして多角化。
楽天は企業買収(M&A)を駆使し、成長の柱の一つとしてきました。それで様々な業種に参入してきた訳ですから、多角化は楽天のDNAといっても過言ではないかもしれません。
しかしそれは諸刃の剣。
たとえば、携帯電話事業やめて6000億を物流に回せば?などと思ってしまいます。実際にはそう単純ではないでしょうが…。
本業に直接関係ない投資は、場合によっては自分の足を引っ張らないでしょうか?
人間でも企業でも、一度に出来ることには限りがあるのではと考えてしまいます。
楽天の株は買いなのか?
最新(2019/2/8)での株価は800円前後。

底値より上向いてる感があるので” 買い “でもいいのですが、携帯電話事業が個人的にはかなり気になります。
何か秘策があるのかは分かりません。失敗するとは言いませんが、短期間で” 大成功 “は…難易度は高そうです。
よって私みんな島の結論は 待ち!
株価と楽天の携帯電話事業関連の情報を注視しつつ判断していきましょう。
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