生存率1%はウソ?保険の営業が自らの仕事を聖(せい)業と話すワケ

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サバイバル

あなたが本記事に辿りついているということは、保険業界で営業をしている方なのだろうか?それとも今から保険業界にチャレンジしようと考えている人なのだろうか?

私は保険業界で18年間営業を続けている。これからも生き残りたいと思っているひとりです。あなたが本記事に目を通して下さった後、少しでも前に進もうという気持ちになれたらと思い書いています。

あなたの興味がある部分だけでも読んでみて下さい。それではいきなりですが、保険業界で営業が生き残る確率は、何%なのかをあなたは知っているだろうか?

保険業界で営業が10年以上生き残る確率は「1%」といわれている。100人の営業がいれば1人が生き残れるかどうかの世界。99人はいなくなる非常に厳しい世界だ。

だからこそ営業が生き残るのが難しいイメージが定着している。あなたが保険業界に足を踏み入れるかを悩んだとき、あなたは誰かに相談しただろうか?相談したのであればきっと周りから反対されただろう。

「絶対に大変だからやめなさい。」という声も多かったはずだ。このアドバイスは、あなたにとって親切なものであり間違っていない。

そこで本日は保険営業の未来も含めて、この「1%」という数字の根拠と自らの仕事を聖業(せいぎょう)と語る理由をお伝えしたいと思う。

保険商品はあくまでも商品(モノ)である

人は自分が仕事で扱っているものが、何よりも重要だと勘違いしてしまう。私もそう思っていた。保険業界という世界、保険の営業という小さな世界に閉じこもっていた自分がいた。

しかし、世の中は保険だけが全てじゃない。そのことを気づかせてくれたのは、保険以外のものを営業している人たちの考え方や行動を学び衝撃を受けた時だった。

保険商品はあくまでも数ある商品(モノ)のひとつにすぎないことをどうか忘れないで欲しい。つまり、最終的に保険の営業は保険商品を購入してもらわないと売上げにならないのだ。

保険の営業をスタートさせる前にあなたが学ぶべきもの

あなたが保険の営業で成功したいのならモノ(商品)を売るノウハウを勉強してから、保険の営業に目を向けるとよいのではないだろうか。モノ(商品)を売るノウハウを勉強し私の考えは180度変わった。

恥ずかしながら保険(商品)は特別なものではなく、特別なものにしていたのは保険業界と我々営業サイドであったことに気がついたのだ。では、保険(商品)を特別なものにしていた理由を知るためにまずは現状を把握してみよう。

尚、保険商品をモノ(商品)と考えた場合、小学生でもしっかりと順序立てて話をすれば営業は可能なことを「任天堂スウィッチが欲しい!小学4年生のおねだりから学ぶ営業の極意 」で詳しく解説しているので、明日からの営業に使ってみて下さい。

保険業界に足を踏み入れる人達とは?

動機と環境

• 心機一転、転職で新天地の保険業界で頑張ろうと決意した人達
• 他業種から保険業界にヘッドハンティングされ、未来が希望で満ち溢れている人達
• 離婚後、子供達の送迎や参加行事があるため時間の融通がきく仕事を探したが、なかなか見つからず、仕方なく保険業界を選んだシングルマザーの人達
• 就職活動で保険会社から内定をもらい、新入社員なのに今から営業に飛び込む人達

現在の境遇

• 保険業界に足を踏み入れたけど、思ったより成績が上がらない
• 前職の収入を超えるどころか、安定もしない
• 好きでもない営業に配属になり、もう保険業界を辞めたい
• 結局、時間の融通はきかず、再度転職を考えている

上記のような人達がいる。では保険の営業に携わる人たちの悩みは何なのか?

具体的に5つに分けてみよう。

保険の営業の悩み

1. 会社や上司がしっかりと教育してくれない
2. ノルマに追われる
3. 顧客対応でプライベート(休日)がない
4. 収入が安定しない
5. 保険業界をやめたくてもやめることができない

いかがだろうか?

どれも聖業とは思えない内容だろう。しかし、上記5つを突き詰めていくと営業個人だけの悩みでは終わらない。全てが保険会社や代理店の悩みと同じである。

保険会社や保険代理店の悩み

• なぜ営業の数字が上がらないのか?
• なぜ離職率が高いのか?
• なぜ休日出勤がしっかり管理できないのか?

保険業界全体の悩みと営業個人の悩みが一致する。保険業界全体の答えが出ず方向性が定まっていない中、個人レベルで答えが出るわけがない。

保険業界の最大の悩みは人材不足と離職率の高さである。

離職率が高い理由は「離職率80%!!辞めたくても辞めれない会社の社風の特徴とは?? 」にまとめているので時間があれば目を通してみて下さい。

日本の縮図と聖業(せいぎょう)の関係

保険の営業を特別なもの。聖業(せいぎょう)にしないと保険業界に携わる人たちが未来を見据えてやっていけなかった。生き残っている人達も奮起できなかったのだ。

少子高齢化が進み保険契約が飽和状態の日本において、保険業界に携わる人たちが未来を感じることができなかった。

豪華なホテルを貸し切って行われる表彰式・家族同行の表彰式・海外旅行・食事会などで保険の営業が特別な仕事だと感じてもらわないと前に進めなかったのだ。

会社・上司・マネージャーなど保険業界に携わる人が生き抜く方法を模索している。まさしく少子高齢化が進む今の日本の縮図ともとれないだろうか?

まとめ

保険業界において営業が生き残ることは難しい。1%という表現は正しい。しかし、生き残った人達もまた未来が見えず苦しんでいる。だから聖業(特別なもの)にしないと業界が前を向けなかった。

自分たちの扱うモノ(保険)は人々の生活に安心を届けるものだと営業に使命感を持たせ、決して欲に走ってはならないと言い聞かせたのだ。自分の感情(欲)に支配されていたら、お客様の感情を理解することはできないからだ。

自分の心が安定しないとよい営業はできないし、お客様の感情を理解できなくてもよい営業はできない。

聖業(せいぎょう)と位置付けすることにより、お客様も営業の成績に左右された適当な保険商品を提案されることなく、自分自身の悩みを解決してくれる保険を手に入れることができる。結果的に保険業界全体のプラスになる。

最後に、保険業界で生き残った1%の人々も苦しんでいる。未来が明るいといいのだが少子高齢化の波は食い止められない。この日本で保険の営業を続けていくという決意は、聖業(せいぎょう)と呼ぶ名にふさわしい仕事への想いだと私は感じている。

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