この記事では、大成建設【1801】の株価が今後どうなるのか？を予想しています。
こんにちは、みんな島(@minnajimaai)です。あなたは 建設株 と聞くと、どの銘柄を頭の中でイメージするでしょうか？
など、CMで見かける企業の中にも建設株関係の銘柄ってたくさんありますよね。しかもCMの出来が 未来を感じさせる 内容で結構いいんです。
例えば下記の CM 、私は好きです。
主人公が女性ですし選曲もいいですよね。そんな建設株の雄 大成建設【1801】の株価予想に対する私見を本日は記事にします。
なぜ建設株の中で 大成建設 を選んだのか？それは10年前、私が 選択ミス をした銘柄だからです。
尚、本記事の内容は大成建設の企業分析をするものではなく、あくまでも私みんな島が10年以上 大成建設の値動き を見続けてきた感覚によるところが大半を占めています。
株価の上げ下げはあくまでも1/2です。企業の業績がいいから必ず上がるわけではありません。
銘柄に対する人々の思いが株価の上げ下げを決定する というのが私がこれまでに投資から得た教訓です。
【1801】大成建設の株価予想
教訓を再確認したところで、大成建設の株価が今後どうなるか？の 結論 をまずはお伝えしましょう。
では早速、私が下落予想する理由を順番にお伝えしましょう。
実は、大成建設を含む建設株には 暗黒時代 がありました。そんな未来を感じることができなかった建設株の不遇時代を知ることからヒントを探してみます。
建設株の不遇時代
大成建設を含む建設株には、確かに 暗黒の時代 があったんです。そんなお先真っ暗な暗黒時代がいつだったのか？あなたは想像できますでしょうか？
今でさえ右肩上がりのチャートもしくは高値で張り付いている銘柄が多いですが、本当に暗黒時代がありました。
2000年 頃の話です。
ちょうどその頃、小泉政権のもとで株価が上昇を開始しました。そして、上昇を支えたのが 鉄鋼株 関係の銘柄でした。
今思えば、当時の鉄鋼株のチャートと今の建設株のチャートは非常に似ています。
話を戻しましょう。鉄鋼株に投資をしていれば誰でも株で利益を出すっていた時代、建設株は完全に暗黒時代でした。
それは間違いなくバブルの後遺症が影響です。
では、そのバブルの後遺症に悩まされていた建設株が息を吹き返したタイミングをご存知でしょうか?
建設株が息を吹き返したタイミングは皮肉なことに 東日本の震災 だったんです。東北の震災後、建設株関係の銘柄は上昇していくことになったんです。
もちろん右肩上がりではありません。震災後に日経平均が最安値を更新しているときには建設株も下げました。
もちろんも私も売らされましたよ。しかし、人々の注目が建設株に集まったのは間違いなく東北の震災の後でした。
大成建設と原発事故
東日本大震災から数日後、福島の原発がガス爆発を起こしたとき、あなたは株式投資をしていたでしょうか？
私はあの日の昼休みを忘れません。おそらく一生忘れることはないでしょう。
日本が終わる
そう思ったことは、生れてからこの瞬間だけでした。アメリカは現場から引き上げている。自衛隊のヘリが空中から水をかけるも効果は薄い。
日本が終わる
本当にそう感じました。でもそんな日本が滅んでしまうかもしれない原因となっていた原発の処理に、大手ゼネコンの中で唯一社員を派遣した会社があったんです。その企業こそ
大成建設 なのです。
私はこの事実を聞いたとき鳥肌が立ちました。裏では様々な交渉が行われたのは想像できますが、原発に立ち向かってくれたのは事実です。
言わば 日本の窮地を救おうとしてくれた大成建設 の株価が上がらないわけがありません。そうして大成建設の株価は右肩上がりに上がっていきました。
大成建設の株価を購入できなかった理由
大成建設が暗黒時代を耐え忍び、蘇ってきた背景をお話ししましたが、
じゃあ～、みんな島はどれだけ儲けたんだよ？
って話になりますよね。実は私、東日本大震災の暴落に巻き込まれていたのもあるんですが、大きな 選択ミス を犯していたんです。
詳しくお伝えするなら、大成建設の株価を購入するか？銀行株を購入するか？で悩んでいたんです。その結果、私が下した決断が、
銀行株の方が化ける
というものでした。下記の記事にもありますが、建設株以上に上がると考えたわけです。
購入単価が安かったというのもありますけどね。一方、月日は流れ建設株の上昇は止まりませんでした。
個人投資家、年金、外資ともに建設株を購入した結果、建設株の雄 大成建設 に資金は集まり、今に至ります。
建設株を買うベストタイミングを逃した私は、上昇途中に 大成建設ではなく鹿島建設 の株価を購入したのです。
もちろん今も保有中ですが、大成建設にしておけばよかったと10年前を振り返る日々です。
大成建設の株価は今後どうなるのか？
大成建設の株価は 2019/3/28現在5100円 です。はたして、この5100円は高いのでしょうか？
私はこの「 5100円は高いのか？ 」という質問こそ個人投資家には意味がないものだと考えます。
5100円が高いかどうかに注目するのではなく、5100円も値がする株価を人々が さらなる値上がりを期待して買う雰囲気なのかどうか を判断材料とすることが大切です。
5100円が高いか安いかなんて銀行マンや投資家など企業分析ができる人じゃないと答えはわかりません。
一般人は、さらなる高値を期待している人が多いと感じるか少ないと感じるかに注目しなければいけません。
そう考えると、ここまで上昇した大成建設の株は これから苦しい かもしれません。
もちろん、私個人の予想ですよ。つまり、今から右肩上がりに上がるかと言われれば
NO！
というだけです。大暴落が待っているという話でもありません。
東日本大震災時の窮地に大手ゼネコンの中で唯一、福島の原発に社員を派遣することを決めてくれた大成建設なら、消費税増税後の日本の荒波も乗り越えてくれる と私は信じています。
では、もう一度言います。
【1801】大成建設の株価が今後どんな動きをするのか？
最後までお読み頂きありがとうございます。投資と関係性が高い記事をピックアップしていますので、ぜひ読んでみて下さい。
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