40代投資歴14年の私が勘違いしていた株で利益を確定する順番とは | みんな島

40代投資歴14年の私が勘違いしていた株で利益を確定する順番とは

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こんにちは、投資のプロを目指したい、みんな島(@minnajimaai)です。

私はよく プロと素人の違い って何なんだろう?と考えます。投資の世界においては、素人がしない方法で何かをしているのがプロ。もっと言うなら、素人の行動に対して 反対の行動 をとるのがプロなのではないでしょうか?

そして先日、素人の私と正反対な方法で 利益を確定させるプロの投資家のトレード を見てしまったので、記憶が残る間にまとめお伝えしたいと思います。

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40代投資歴14年の私の勘違い

本記事を読んでみて欲しい人

  • 株式投資で勝ちたい人
  • 利益確定が下手な人
  • 投資のプロの行動が知りたい人
  • 損小利大を目指す人

そして、本記事を読むとどうなるの?

プロの投資家が行っている 利益の確定方法(順序)を知ることができます。さらに誰でもマネできるので、損小利大 に近づけます。

ちなみに本記事では素人代表が私みんな島、プロ代表が投資家黒ちゃんの設定で構成しています。

ではでは、株式投資歴14年の素人代表私みんな島が40代になって初めて知り驚いた 利益確定方法 をご紹介しましょう。

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分かりやすく言うと投資のプロが行う 利益を確定させていく順番 に私は驚いたんです。

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投資のプロが利益を確定させる驚きの順番!

それでは、前提条件を設定しましょう。2018年12月の暴落時のトレードを想像して下さい!

銘柄は何でもいいので日経平均株価で考えますね。重要なのは 利益を確定させる順番 なので、そこを覚えておいて下さい。

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2018年12月14日株価が下落基調なのでそろそろ自律反発すると考え買いで1枚購入したとします。

  • 日経平均20000を1枚購入(これを 持ち株A とします)

しかし、12月20日さらに株価は下がったので、追加でもう1枚購入

  • 日経平均19000を1枚購入(これを 持ち株B とします)

合計2枚買っていますが、12月25日ここからさらに下がったので最後の1枚を購入!

  • 日経平均18000を1枚購入(これを 持ち株C とします)

ここまでは素人もプロも同じ条件です。

では、2019年1月5日より上昇(反発)を開始した日経平均株価に対して 保有株の利益確定の順番について素人とプロの違い を確認していきましょう。

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決済日は2019年1月5日。日経平均は19500です。あなたなら持ち株のA・B・Cのどれを 決済 しますか?






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私なら持ち株 AかB を決済対象にします。1枚だけと言われれば を選ぶ可能性が高いです。あなたならどうでしょうか?

私はマイナスのままで株を保有するのが嫌いなのでAを選んでしまいます。損切りとなりますが、保有株がプラスになるのでそんなに気にしません。

損切りが大切 だからです。

他の保有株がプラスになれば損切りしやすい性格なんです(笑)

ただ損切りに対して私と同じ考えじゃなかったとしても、持ち株AかBのどちらかか、両方を決済する人が多いのではないでしょうか?私=素人の考えだと、目を向けるのは持ち株AかBになるかと思います。

下落相場に耐え買い下がり 絶望を拾うことに成功した持ち株Cはお宝株 として大切にとっておきたくなります。でもね。プロ(投資家)は違う行動に出るんです。どうすると思います?それは、

悩むことなく 持ち株 C で利益を確保 していました。

このトレードを横目で見た私は感じたんです。素人とプロは利益確定の仕方が違う んじゃないかと・・・・。理由は分かりませんが直観的にそう感じました。

だから私は、株式投資で一般的によく言われるやり方は、もしかしたら間違っているんじゃないだろうか?と感じ始めたのです。

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それでは次に何が間違いなのかを考えるために 損切り損小利大 についてもう一度考えましょう。

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損切りの大切さと難しさ

株式投資では、損切りが何より大切だと言われます。その通りです。しかし、あなたはちゃんと損切りを実行できていますでしょうか?なかなかできないですよね。

損切りとは、損することがわかっていても決済することですから。資産が減るリスクを100%頭の中では理解しているのに、いざ資産が減るといてもたってもいられなくなります。

さらに、資産が一度でも増えたらそこから下がると損切りと同じくらいダメージを負います。

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お前のモノは俺のモノ。俺のモノは俺のモノのジャンアンみたいです(笑)人間とは何と自分に都合のよいように考える生き物なんでしょう。

逆に、利益を確定させることを利確 といいますが、損切りと同じくらいタイミングが難しいです。そして、私はどちらかというと利確が苦手です。株式投資では百発百中のトレードなんてありません。

だから、損を小さく利益を大きく を心がけさえすれば、10回のトレードで1回しか利益がでなくても勝利することが可能です。

でもね、それが難しいんですよ。損小利大 が必勝法と言われますが、損大利小 になってしまいます。おそらく多くの個人投資家そうではないでしょうか?

そこで先程のプロの投資家が行った決済の順番を再度確認し、どういう意図があるのかを確認してみましょう。

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損切りや利確のタイミング、損小利大に何か関係があるのでしょうか?気になったので自分なりに考えた結論を述べたいと思います。

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損切りの呪縛

損切りが大切だということは、株に投資をする誰もが理解しています。

でも、できないんです。

最大限の利益の時に決済するのがいいことは、誰もが知っています。

でも、できないんです。

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それはなぜか?あくまでも私個人の意見ですが、損切りを意識して切ろうかどうか迷うときが底の場合が多く。逆に、まだまだ上昇するかもと感じるときが天井の時が多いからです。

先程の例で説明すると

  1. 日経平均 20000(持ち株A購入)
  2. 日経平均 19000(持ち株B購入)
  3. 日経平均 18000(持ち株C購入)

持ち株 C を購入したときが、多くの個人投資家が損切りを意識しだすラインです。

そこで投資のプロは、日経平均が19500円まで反発したときには、18000円で買った(持ち株C)を優先的に決済し利益を確定させます。

通常、下落が大きければ大きいほど反発も大きいので、利大を優先させるんです。

つまり、損切りより利大を優先させたわけです。

一方、私はさらなる利大の可能性と損切りのし易さから、損切りを優先させました。もちろんその後、上昇したら持ち株AもBも利確できますけどね。しかし問題は、19500円まで反発した後に再度下落に傾いた場合です。

これは、2020年株価予想!チャンスは2018年株価暴落中に絶望を拾えなかった人 の記事で触れたように絶望を拾った人がいつの間にか自分も絶望の中に入ってしまうケースにあたります。

私が言う 本当の買い場 なのです。

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しかし、一度目の反発時に損切りをしていた場合は、再度下落に傾いたらなかなか購入できません。数字ではなく精神的に余裕がなくなるんです。

  • 日経平均20000(持ち株Aは▲500で決済完了)
  • 日経平均19000(含み損)
  • 日経平均18000(含み損)

の状態だとチャンスだと頭で理解できたたとしても、再度株を買いに行く気力が出てこないのではないでしょうか?

数字の計算ではなく、心理的な部分を考慮して少しでも利益が大きい時に現金を確保しておくことと、相場に向き合う心をいつも冷静に保つことができるので、投資のプロは利益が大きい持ち株Cを先に決済しておく方法をとるのではないかと私は考えます。

尚、日経平均が18000から反発した際に決済するのが1枚であれば持ち株Cですが、決済するのが2枚なら持ち株BとCの両方を利確しておけば、再度下落しても次に立ち向かえる心の余裕が生まれます。

損切りは大切ですが、利益を確実に積み上げ現金を確保しておくことこそが、プロの利益確定方法なのです。
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私は20代から株式投資をしてきましたが、40代になって初めて投資の神髄を理解したのかもしれません。

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まとめ

投資の世界において素人とプロの違いはどこにあるのでしょうか?きっと、素人の行動と反対の考えで挑むのがプロなのかもしれません。

そして、利益が大きい時に決済し現金を確保しておくこと、相場に向き合う心をいつも冷静に保つために現金の確保を優先するのがプロなのです。

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最後までお読み頂きありがとうございます。株式投資と関係性が高い記事をピックアップしていますので、ぜひ読んでみて下さい。

 

 

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